申告期限がギリギリの方

申告期限まで３ヶ月を切った相続税申告など、申告期限までに時間が無い場合にどうしたら良いかをご案内させていただきます。

相続税申告においては、様々な特例を使うために、申告期限内にきちんと申告と納税することが重要なポイントになります。
期限を過ぎてしまうと特例が使えなくなるため、本来支払う必要の無かった税金を数百万円と支払う必要が出来てしまうケースもあります。

しかしながら、既に申告期限まで２～３ヶ月を切っている場合、全ての戸籍を集めて相続人を確定させて、申告に必要となる金融資産資料や不動産資料を全て集めることは困難な場合もありますので、まずは専門家に相談して、期限内の申告が可能かどうかを確認しましょう。

間に合いそうであれば、急いで対応してもらう事が賢明ですが、一般的には２ヶ月を切ってしまうと、適切な申告が出来ない場合が多いので、無理はせずに、まずは未分割で申告しておいて期限後に正確に税金を計算してもらい、きちんとした金額で申告と納税を済ませることをお勧めいたします。

未分割で申告する場合の注意点としては、法定相続分に基づいて申告・納税を行う必要がありますので、遺産総額によっては、納税金額を用意する事が大変な場合もあります。

最終的には、期限内に申告をしておくことで、更正の請求を通じて払い過ぎた税金を還付してもらう事は可能ですが、そもそもの納税資金が足りない場合には支払いに困ってしまうことになります。こうならないためにも、相続税申告は出来るだけ期限内に申告することが大切です。

なお、遺産分割調停が継続している場合には、予め届出をしておくことで、調停成立などの翌日から4ヶ月以内であれば、各種特例の適用を受けることができる制度もあります。こうした制度を利用される場合には、相続税に強い税理士にきちんと相談されることをお勧めいたします。

池上線沿線や田園調布、大岡山を中心とする雪谷・池上相続税申告相談室では、豊富なノウハウでお客様の相続税申告を全力でサポートいたします。申告期限がギリギリな方でも安心して雪谷・池上相続税申告相談室の無料相談をご利用いただければと思います。

雪谷・池上相続税申告相談室は、池上線沿線や田園調布、大岡山を中心に地域に密着した町の税理士事務所です。
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